スプートニク日本
トランプ米大統領はサウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタールの首脳らに対して、「イランの脅威の前に結束」を呼び掛けた。ホワイトハウス報道部は8日に実施された各国の首脳らとの電話交渉を総括して発表した。
スプートニクが入手したホワイトハウス報道部の発表には「(トランプ)大統領は米国とアラブのパートナーとの一体化は地域の安定化を推進し、イランの脅威に対抗するためには欠かせないことを強調した」と書かれている。
トランプ大統領はさらに各国首脳らに対して、自分に引き受けたサミットの結果を遂行しするよう、またサウジアラビアにはテロ闘争の義務、テロ組織への財政支援の停止、急進主義的イデオロギーとの闘争のそれぞれへの義務を訴えた。
これより前、イランのロウハニ大統領は、米国が制裁を拡大するならば、イランは核合意から数時間以内にも離脱する可能性があるとの考えを表した。
また、イラン議会は米国の対イラン制裁への報復として自国のミサイルプログラムの開発に5億2千ドルを計上する法案を承認している。