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武装集団の「ジェイシュ・ウズド・アル・シャルキヤ」と「シャヒド・アフマド・アブド」は、これらを支援するCIAならびに、ヨルダン、サウジアラビアといった国からの要請として、シリア南東部から撤退しヨルダン方面に退却する指示を受けたと伝えた。
ロイター通信によると、数百人が所属するこの2つの武装集団は、重砲や米国の対戦車ミサイルを引き渡すことになる。
西側外交筋は、今回のシリア南東部からの撤退要請は、米トランプ大統領府がCIAによるシリア反体制派武装勢力支援プログラムの中止を決定したことと関係があると明かす。
7月中旬、米ワシントン・ポスト紙は関係者筋の情報として、トランプ大統領がシリアのバシャール・アサド政権の反政府勢力に対し武器や軍事訓練を提供するCIAプログラムの中止を決めたことを伝えていた。