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それによると、中国国内および外国の自動車メーカーが中国で生産できるのは電気自動車と、従来の内燃機関を電動機およびバッテリーと組み合わせたハイブリッド車のみとなる。つまり、フォルクスワーゲン、BMW、メルセデス・ベンツ、グループPSAといった大手メーカーは、電気自動車(EV)とプラグインハイブリッドカー(PHEV)の生産体制を見直す必要に迫られるということだ。
中国政府は、この新たな法律により自動車メーカーによる環境に優しい自動車の生産がすぐにでも促進されると考えている。中国国内の専門家らの予測では、中国での電気自動車とハイブリッド車の新車販売台数全体に占める割合は2018年末までに8%となり、2020年までには12%、2025年には20%に達する。別の言い方をすれば、8年後には中国における新車はすべて環境に優しい自動車になるということだ。
具体的にどのような期間で中国政府がガソリン車とディーゼル車の生産・販売を全面的に禁止しようとしているのかはまだ明らかになっていない。