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「ハンズ・フリー・ヘクタール」プロジェクトの結果、畑作業をロボットに任せる完全自動化が実質的に可能であることがわかった。プロジェクトでは、広さ1ヘクタールの試験畑に無人のトラクターやコンバインを導入し、これらの機器が播種から散布、収穫に至るまで一連の農作業工程を担った。このほか試験状況を監視する目的で、土壌標本採取用の小型ローバーと、作物の成長を上方から観測するドローンが使用された。
研究者らは、プロジェクトではいくつか困難な局面もあったと明かす。第一に、播種作業ではトラクターが定められた軌跡からしばしば外れ、違う方向に進んでいったこと。次に、プロジェクトの専門家たちが技術的な準備に多大な時間を要したこと。また、畑の遠隔監視は予想より遥かに難しかったという。
Been watching the @FreeHectare harvest this afternoon. Very impressive! #worldfirst pic.twitter.com/NLIXENckDO
— Kreseda Smith (@FarmCrimePhD) 6 сентября 2017 г.
とは言え、昨年10月に開始したこのプロジェクトは成功を収め、農作業の完全自動化は可能であるとの結果が得られた。
ソフトバンクがつくる「仲良し」ロボットのPepper(ペッパー)は、当初から販売員から警察官まであらゆる職業をマスターするようにプログラミングされていたが、この度、Pepperに「僧侶」という新たな役割が加わった。