中国外務省 THAAD配備が朝鮮半島問題で双方の信頼を傷つけた

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中国外務省の耿爽副報道局長は、米国が韓国に高高度ミサイル防衛システム「THAAD」を配備したことで、朝鮮半島問題調整のための双方の信頼と協力が著しく損なわれたと指摘した。

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国連安全保障理事会で朝鮮民主主義人民共和国に対し新制裁決議が採択された後、耿爽氏は「高高度ミサイル防衛システム『THAAD』の配備は、朝鮮半島問題の調整において双方の信頼と協力関係を著しく損なうものであり、同半島の非核化プロセスの推進や長期的平和および安定をもたらさないものだ」と話した。

これに加え、米国ミサイル防衛システムの韓国配備によって「中国および周辺地域国の戦略的安全が深刻に脅かされる」ため、中国はこれに反対していると強調した。

国連安保理は11日、6回目の核実験を強行した北朝鮮への新たな制裁を協議する公開会合を開き、石油精製品の供給や原油輸出に上限を設けることを柱とする対北朝鮮制裁決議を採択した。制裁に慎重な中国とロシアも賛成し、全会一致となった

また韓国政府は6日、北朝鮮の核実験を受け、米国のTHAAD発射台4基を追加配備すると発表していた。発射台は、米軍によって首都ソウルの南方300kmの星州(ソンジュ)郡に配備された

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