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ユンケル委員長はストラスブールの欧州議会で基調演説を行い「将来的にEUには27カ国以上が加盟する予定だ。すべての加盟候補国との交渉における主な優先事項は、法の支配、正義、基本的価値観である。これはトルコが近い将来加盟することを不可能としている」と述べた。ユンケル委員長の演説は、EUによって中継された。
EUとトルコの関係は、2016年にトルコで軍事クーデター未遂事件が起こった後、悪化した。EUは、大勢を逮捕するなどのトルコ当局の措置を批判し、トルコのEU加盟に関する新たな交渉準備を中断した。
なおトルコのエルドアン大統領はEUを繰り返し酷評し、ファシズムとナショナリズムで欧州を非難したため、欧州の指導者たちから激しい批判を受けた。
これより前、ドイツ外相はトルコがEUに加盟できない理由を語った。