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テイラー氏は2年前、仲間の研究者と一緒にマウス実験を行い、2型糖尿病が発症する原因は膵臓および肝臓の肥満であることを発見した。これらの臓器からわずか1グラムの脂肪を除去しただけで、病気のすべての症状が完全になくなり、残りの体細胞がインスリン分子を「正常」に認識するようにもなったという。
テイラー氏とその同僚は現在、より大規模かつ長期的な新たな臨床実験を行っている。実験が成功した場合、所謂「ハンガー・ストライキ」を用いた糖尿病治療方法の臨床導入が可能となる。
先に米テキサス大学の研究者らが、患者の体内にあるがん細胞を10秒で発見できる新しい装置を発表した。