スプートニク日本
今回「スプートニク」は、より成功し、より効果的に仕事をするためにはどうすればよいかについて書かれたCamMi Pham氏の論文の一部をご紹介する。
① 残業をやめよう
「週40時間労働制」がどのように生まれたかご存じだろうか。1926年、自動車メーカー「フォード・モーター」の創業者、ヘンリー・フォードは次のような制度を実験的に始めた。1日当たりの労働時間を10時間から8時間に、1週間当たりの労働日を6日から5日に減らすというものだ。その結果、労働生産性は向上した。
②「イエス」と言い過ぎるのをやめよう
あまり結果の出ない、あるいは全く結果の出ない仕事に同意するのはやめた方がよい。投資家のウォーレン・バフェット氏は、「成功する人と非常に成功する人の違いとは、非常に成功する人はほとんど全てのことに『ノー』と答えるということだ」と述べている。
③ 何でも自分でやろうとせず、他の人の力を借りよう
全てのことに対して責任を負う必要はない。チームで仕事をするということを試してみるとよい。同僚や友人、家族を信頼するということだ。他人よりうまくできること、そして何より、楽しめることに集中しよう。
④ 完璧主義を忘れよう
完璧主義者が陥る問題のいくつかをここに挙げる。
・求められている以上に多くの時間を仕事に費やす
・時間を引き延ばして理想のタイミングを待ち過ぎる(職場ではこれは仕事の遅れにしかつながらない)
・全体を見ずに細かいことに集中しすぎる。理想のタイミングは今この瞬間だ。完璧主義を忘れよう。
⑤ 何もしない時間を見つけよう
時折わき道にそれて、周りを見渡し、一人で過ごす時間をもつことは重要だ。調査によれば、最も生産的な考えと創造的なアイデアは、心が平穏な時に思いつくものなのだ。