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1つ目は、対戦車擲弾発射器。肩に担いで対戦車ロケット弾を発射できる。ほぼ全ての兵士が、これを使って1人で敵の戦車を容易に破壊することがきた。そのためテロリストがよく使用する。
狙撃ライフルDSR-50は、装甲軍用車両を破壊するために大口径(12.7x99mm)の高精度スナイパーライフルとしてドイツで製造された。重い薬包の命中精度を確保するために目標にねらいをつけて銃を構えた時の反動を軽減するための油圧ダンパーや、発砲音を低減する装置が装備された。
ちなみにこっちがDSR-50 pic.twitter.com/9MpGA8O8qL
— pon酢 (@pon46462355) 17 июля 2017 г.
火炎放射器は、特別な発火性混合物でターゲットを攻撃する。この武器は、地下シェルターや建物、防御施設を攻撃する時に使用される。火炎放射器は、燃料用のバックパックと、可燃性混合物を噴射するパイプで構成されている。移動をらくにするため、車両に容易に設置することができる。
ドイツの80cm列車砲「グスタフ」は、1940年に最も防御力の強い要塞線一つだったフランスのマジノ線を破壊するためにドイツ人によってはじめて使用された。
ドイツ人はソ連攻撃の際にも、「グスタフ」からセヴァストーポリとレニングラードに砲を発射した。「グスタフ」は今でも最も口径の大きな移動式砲である。
ニミッツ級空母は、世界最大の軍艦。満載排水量は10万トンで、航空機90機や大量の対空兵器、ミサイル発射装置を搭載できる。また「ニミッツ」の原子炉を使用することで、速度を30ノット以上に上げたり、燃料補給をせずに20年間航行を続けることが可能だ。
古代神話でキメラは、複数の動物が組み合わさった生き物。学者たちは、様々なウイルスの遺伝物質を、例えば天然痘ウイルスなどに注入し、顕微鏡で見た場合には天然痘に見えるが実際は別の病気のキャリアであるキメラウイルスをつくっている。遺伝子工学分野におけるこのような進歩は、キメラウイルスが既知の治療法に対して攻略しがたいものであり続けることを可能とし、同ウイルスをさらに致死的なものにしている。
威力を高めたロシアの航空機搭載真空爆弾「全ての爆弾の父」は、2007年に製造された。同爆弾は、「全ての爆弾の母」と呼ばれる米国の大規模爆風爆弾兵器Massive Ordnance Air 「GBU-43/B」の4倍の威力を持つ。TNT換算で44トンの威力を持つ「全ての爆弾の父」は、空中で爆発し、超音速衝撃波を引き起こし、周囲のすべての生き物が蒸発してしまう極端な温度をつくりだす。爆風は、小型核兵器と同じような影響を及ぼす。
大陸間弾道ミサイルは、その射程が5500キロ以上で、主に核兵器を運搬するためにつくられた。航空機、潜水艦、ミサイル発射装置、車両などから発射することができる。
技術の発展に伴い、それぞれの弾頭が異なる目標を攻撃する個別誘導複数目標弾頭「MIRV(マーヴ)」によって、大陸間弾道ミサイルを複数の核弾頭を一度に発射するために使用できることが明らかになった。
「ツァーリ・ボンバ」は、ソ連で核物理学者たちによって開発された航空機搭載熱核爆弾。TNT換算で100メガトン相当の威力を持つ人類史上最も強力な爆発物だ。なお同爆弾を運ぶためには、航空機を改造する必要がある。