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発見されたのは、ウェブ・マイナー「JS/CoinMiner.A」。ESET社によると、今のところハッカー被害に遭ったのは独立国家共同体(CIS)諸国のユーザー(ロシアに対する反射攻撃は65.29%、ウクライナは21.95%、ベラルーシは6.49%)。
ハッカーらはストリーミング動画やゲームがある人気のリソースにマイニング用のスクリプトを埋め込み、ユーザーのブラウザで直接仮想通貨のマイニングを行っている。ユーザーは、プロセッサへの追加負荷には気づかないという。
専門家らは、ウェブ・マイナーからの保護対策として、広告ブロッカーまたはスクリプトブロッカーをインストールし、ウイルス対策ソフトの潜在的に望ましくないアプリケーションの検出を可能にするよう勧めている。
先の報道によると、ビットコインの対ドルレートは北京の暗号通貨取引所が閉鎖のニュースを背景に著しく下落し、15日の取引では3000ドルを下回った。