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「米国大統領は国連改革に向けた取り組みを行うアントニオ・グテレス事務総長に謝意を表します。」トランプ大統領はこう語っている。
トランプ大統領は国連改革の必要性は「官僚主義および不正確な運営によって十分な発展を遂げていない」ことに条件づけられているとし、問題の1つに不均等な財政負担を挙げた。
「我々に必要な国連とは、世界中の人間の信頼を回復するものだ…。国連はすでに機能していない過去のメソッドにとらわれてはならない。」
同日、米国のヘイリー国連大使は米国の提案する国連改革案におよそ130か国が署名していることを明らかにしている。
スプートニクの入手した情報では、常任理事国の中ではロシア、中国、フランスが米国の提案に不支持を示し、署名を行っていない。
先の報道によると、米国務省の発表には「米国はパリ協定の参加国として国連に、協定の条件に則って可能になるとすぐに脱退する意向を通知した」とある。