米国主導の有志連合、シリア・デリゾールでの空爆停止 ラッカでは継続

© REUTERS / Rodi Saidラッカ
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過激派組織「ダーイシュ(イスラム国、IS)」の殲滅を目指す米国主導の有志連合は18日、シリア・デリゾール市での空爆を停止したが、ラッカでの空爆は続いている。スプートニクが報じた。

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有志連合が公開した報告によると、デリゾールで最後に空爆が実行されたのは9月18日。

その後はいわゆるシリアにおけるダーイシュの「首都」ラッカでのみ空爆が行われている。空爆は18日に48発、19日に45発、水曜日には現時点のデータによると14発落とされた。データは後日訂正される可能性がある。また、デリゾール県アブ・カマル市でも空爆が行われた。

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デリゾール市での有志連合の空爆停止は、シリア軍によるデリゾール市突入と解放作戦の実施と同時に起きた。

アラブ人とクルド人の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」と有志連合はユーフラテス川におけるダーイシュの前哨ラッカ市に突入。有志連合によると、同市の半分以上が解放された。

ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は一方、ロシアの管制システムによってSDFの戦闘員がラッカからデリゾール県北部地域に移動し、「妨げなしにダーイシュの部隊に流れ込んで」いることが確認されたと発表した。

これより前、国際テロ組織「ダーイシュ(IS)]と戦う米国主導有志連合軍はシリア、イラクでの空爆でさらに61人の民間人が死亡したことを明らかにした。

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