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そして今年9月24日、高崎シティギャラリー・コアホールで、4回目のコンサートが開催された。
同プロジェクトの理念は、ロシアと日本の作曲家たちの創作活動や音楽作品における両国文化の音楽的共鳴を模索すること。
今年はモスクワ音楽院の教授であり、数々のコンクールで入賞している作曲家タチヤーナ・スミルノワの作品などが演奏された。スミルノワは、様々なジャンルの作品を200曲以上作曲しており、中には日本からインスピレーションを受けた作品もある。
また日本のクラシック音楽の基礎をつくった山田耕筰の「忘れ難きモスクワの夜」「夜の詩曲」も演奏された。これらの曲は、1913年にモスクワで開かれた作曲家スクリャービンのソロコンサートに感銘を受けて作曲されたという。
さらにロシアのバラライカ奏者マキシム・クリコフによる日本とロシア歌曲メドレー、メゾソプラノのヴァレンチナ・パンチェンコ・ミズタニによる日本で人気のあるロシアの歌などが演奏された。
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