サウジアラビアの教科書に故国王と「ヨーダ」が並んで座った写真が掲載され、教科書の回収が始まる

スプートニク日本

問題となった写真は、故ファイサル国王が１９４５年に国連憲章に署名した際のもので、国王の隣にヨーダが座っているように加工されている。

故ファイサル国王は、サウジアラビアを１１年間統治し、多くの改革を行い、特に法制度を確立した。

国王に対する意図的な侮辱行為だとして非難された教育省は２４日、教科書の作成責任者らとの緊急会合を招集した。

​なおヨーダと国王が並んで座っている加工写真をつくったのは、サウジアラビアの画家アブドラ・シェフリ氏。同氏は、画像編集ソフトを使って歴史的写真に人気のある現代のキャラクターたちを加え、「彼らをあまり憂うつではないようにする」ためにこのような一連のシリーズを制作したことを認めたが、写真が教科書に掲載されたこととは何の関係もないと強調しているという。

先にサウジアラビアのジュベイル外相はスプートニクに対して、サルマン国王によるロシア訪問が歴史的なものとなると伝えた。