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Т-50-11は極東からの長距離飛行を終え、9月10日、モスクワ郊外の空港に着陸している。飛行中は予備の増加燃料タンクが用いられた。
同型は以前は設計名称のТ-50で知られていたものの、遠距離試験飛行を終え、軍備された後に名称が「Su-57」に変更される決定については2017年8月11日に明らかにされたばかり。
公共株式会社スホーイ・カンパニー(ソ連時代のスホーイ設計局)では開発、試験中の軍用機の名称は大半に「T」の文字がつけられるが、軍備に入ると「T」に代わって「Su」の文字が登場する。これはソ連の有名な航空機設計者のパーヴェル・オシポヴィチ・スホーイ氏のイニシャルからとられている。
最新モデルのТ-50-11は電子装備は工場生産のバージョンに近い段階まで到達したものの、現時点ではまだ工場生産は開始されていない。同機はソ連の第4世代戦闘機Su-27と交代し、Su-57となって2018年から軍備に加わる予定となっている。
先の報道によると、ロシアのショイグ国防相は、ロシア軍で史上初めて、女性が軍パイロットになるための訓練に参加できるようになると発表した。