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天災対策当局のシャドラク・ヴェレグタビト氏は「避難は今も続いているが、今日または明日には終了するだろう」と述べ、「(現時点で)6000人以上が避難した」と明らかにした。同氏によると、政府は26日より水や食料の支給を開始する予定。
アオバ島のマナロ火山では23日に灰煙の放出が見られるようになった。この火山活動の活発化を受け、政府は同島南北部の住民避難を開始し、25日には非常事態宣言を出した。
バヌアツ諸島は、太平洋の「火の環」とも称される長さ4万kmに及ぶ環太平洋火山帯に位置している。