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部隊の視察に訪れた小野寺氏は、自衛隊員に対し「PAC3は弾道ミサイル防衛の要であり、最後のとりでだ。万一に備え、万全の態勢を取ってほしい」と訓示した。
また記者団に対しては、北朝鮮の核・ミサイル技術向上に懸念を示し「イージス艦とPAC3の二段構えでしっかり守っていきたい」と述べ、ミサイル防衛に万全を期していくとの考えを表明した。
北朝鮮が北海道南部の上空を通過する弾道ミサイルを8月29日と9月15日の短期間のうち2度にわたり発射したことを受け、地域の緊張は更に高まっている。
先の報道によると、ロシア上院(連邦会議)国防安全保障委員会のフランツ・クリンツェヴィチ第1副委員長は、米国は朝鮮民主主義人民共和国の主権を侵さないと宣言することで同国周辺情勢を緩和することもできるだろうが、その選択肢を取ることはないだろうと考えている。