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同省広報担当のイリーナ・ヴォルク氏は「スイス国内のオークション会場KOLLERでイワン・アイヴァゾフスキーの1845年作『レーヴェリの眺め(原題:海)』が出品されたという情報を受けた」と述べた。
同氏によると、国際刑事警察機構(インターポール)を通してスイス司法当局と連携した結果、絵画は出品から取り下げられたという。
百万ドル以上の価値があるとも言われるこの絵画は、自然保護区博物館「ドミートロフ・クレムリン」のコレクションから1976年に盗まれた後、行方が分からなくなっていた。現在は、作品をロシアに戻すための作業や手続きが行われている。