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タリンで29日、デジタル時代の問題を話し合うEUの非公式首脳会議「デジタルサミット」が開かれた。サミットではEUを2025年までに、デジタル分野で世界のリーダーに変え、市民の個人情報などを外からの侵入から守り、情報環境を安全にする道筋が話し合われた。
フィツォ首相は「このサミットで、欧州が様々な情報技術や製品の購入に慎重に対処する必要があると公言した首脳もいた。これが米国や中国、他の生産国についてか否か。なぜなら、この製品に何があるか誰にもわからないためだ。共通の願いは、この分野で統一された欧州の政策を確立することだった」と述べた。
フィツォ首相によるとサミットでは、情報システムの使用に関係した悪用が多く話し合われた。
フィツォ首相は「今日もはや、デジタル技術の質については話されない。問題は、社会をデジタル技術関係の悪用からいかに守るかにある。情報環境は急速に発展しており、まもなく誰もが私たち1人1人について全てのことを知るようになるだろう。私はこのことには全く喜べない。人間には私生活の権利があり、社会から私生活への侵入を阻む必要があると考えているからだ」と強調した。
先ほど、ロシアのサイバーセキュリティ企業インフォウォッチが、情報流出に対してセキュアなスマートフォン「タイガフォン」を開発した。
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