スプートニク日本
サイエンス誌によると、W・M・ケック天文台に加えTMTを建設する計画は2000年に誕生し、2014年に建設許可が下りた。しかし建設作業開始とほぼ同時に、建設現場に抗議グループが現れ、建設を中止させた。
続いて訴訟および検証手続きが行われ、今年11月になってようやく、建設を許可する方向で終了した。
サイエンス誌によると、世論が建設を支持し、天文台側がマウナ・ケア山の環境保護と地元住民の教育に年200万ドルを拠出することで合意したことで決定が取られた。
W・M・ケック天文台には2台の10メートル光学近赤外線望遠鏡、ケックI望遠鏡とケックII望遠鏡がある。さらに、マウナケア天文台群には8.2メートルの主鏡を持つジェミニ天文台や8.2メートルの主鏡を持ったすばる望遠鏡などがある。
関連ニュース
ゲームボーイで木星の撮影に成功【写真】