スプートニク日本
英字サイト「EurekAlert!」によると、研究では2型糖尿病、肝脂肪、メタボリック症候群の傾向のあるマウスを使って臨床実験が行なわれた。マウスは通常の餌をとるグループと高脂肪の餌をとるものとに分けられ、フルクトースを入れた甘い水かグルコースを入れた水が与えられた。
10週間にわたる実験の結果、通常の餌を与えられていたマウスは、糖尿病は発症しなかったものの、甘味料の入った水のおかげで肥満になった。ところが高脂肪分を摂取していたマウスのなかでは、グルコースを入れた水を飲んでいたマウスより、フルクトース入りの水を摂取していたグループにより深刻なメタボリック症候群が現れた。マウスの体重は大幅に増え、インスリンの効き目が落ち、その結果血糖値が上がっている。
関連ニュース