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共同通信によると、トランプ氏は昨年の米大統領選から一貫してイラン核合意を批判。順守を認めないと表明することでメンツを保つ一方、合意の維持によりイランが核開発再開に動きだすのを抑える狙いがあるとみられる。
米ワシントン・ポストが伝えたところによると、トランプ氏は12日にもイラン政策に関する演説を検討しており、イランが核合意を順守しておらず「米国の国益に合致していない」ことに言及する見込み。
イランは核合意によって核開発の大幅制限を受け入れた。国際原子力機関(IAEA)は今年8月、イランが順守しているとの報告書をまとめている。
一方、イランではミサイルの開発を進めていることがわかっている。先月23日には新型弾道ミサイル「ホッラムシャフル」の発射実験が実施された。