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シリア政府軍はマヤーディーン市西部にある市場やアル・ラフバ城、アル・ガリャリ地区をコントロール下に置いた。准将は「軍とテロリストの激しい衝突は、町の南部で進められている。同地では軍がアシュ・シャブリ農場とアル・マドファイイヤ地区を制圧した」と述べた。
准将によると、軍は民間人が町から逃げるための人道回廊を保障したが、「肉の盾」として使うために戦闘員たちは一部の住民をそばにおいている。
シリアの国営テレビは、マヤーディーンでの作戦の過程で大量の戦闘員が殲滅されたと報じたが、正確な数字は挙げていない。
ダーイシュはマヤーディーンで武器や弾薬、イラクとの国境近くにあるアブ・カマル市を通じてイラクからやってくる戦闘員を手に入れている。テロリストの別働隊はマヤーディーンから、デリゾールに近い政府軍に反撃して、パルミラとデリゾールを結ぶ幹線にある軍の拠点を攻撃しようとしている。この幹線はデリゾールの行政センターへのメイン供給ルートだと考えられている。
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