第3次世界大戦の引き金となりうる兵器とは

© 写真 : U.S. Air Force極超音速無人機X-51A Waverider
極超音速無人機X-51A Waverider - Sputnik 日本
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米シンクタンクの「ランド研究所」は超音速ミサイルの拡散がコントロールされない状況は脅威となり、第3次世界大戦にような大規模な紛争を呼びかねないとするレポートを発表した。ニュースサイト「マザーボード(Motherboard)」がこれを報じた。

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レポートによれば、超音速ミサイルは毎時5千キロ超のスピードで進むため、現行のミサイル防衛システムはこれへの反応は間に合わない。

超音速ミサイルの開発に取り組んでいるのは米国、中国、ロシアで、その技術に関心を示しているのは欧州、日本、豪州とインド。ランド研究所は、米中露の3国に対し、超音速ミサイルの不拡散協定を結ぶよう提案している。ランド研究所は超音速ミサイルの技術は10年以内に拡散する危険性があると予測している。

兵器開発の世界ではスピードの壁を打ち破るための熾烈な戦いが展開されている。つい数日前にも、米国の航空機・宇宙関連機器開発会社「ロッキード・マーティン」の研究部門「スカンク・ワークス」が、極超音速無人機SR-72のプロトタイプの初の飛行テストを実施したというニュースが報じられている。

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