スプートニク日本
ジュベイル外相は、制裁が厳格化される可能性がある中でのロシアとサウジの協力の展望について検討した際、国際社会が制裁解除で合意する可能性もあり、この問題はすでに持ち上がっていると指摘した。
米国やEU諸国を含む一連の諸国は2014年3月から段階的に、対露制裁を課してきた。制裁はウクライナ東部における情勢と、ロシアによるクリミア再統合を受けたもので、制裁解除はミンスク合意の完全履行が条件だという。ロシアは対抗措置として2014年8月、食品などの禁輸措置を発動。禁輸措置は2017年12月31日までだが、延長する可能性もある。