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研究者らは、全大陸(南極を除く)や孤立する数多くの島から蜂蜜サンプルを集め、殺虫剤の影響を調べた。
研究者らは、198の蜂蜜サンプルで最も一般的に使用されている5種類のネオニコチノイド(化学物質)の検査を行った。
結果、蜂蜜サンプルの75%に少なくとも1つのネオニコチノイドが含まれていた。
ネオニコチノイドの濃度が最も高かったのは北米の蜂蜜(86%)、続いてアジア(80%)、欧州(79%)、南米(57%)だった。
また30%の蜂蜜サンプルが1つのネオニコチノイドを含んでおり、45%が2つあるいは3つ、10%が4つあるいは5つのネオニコチノイドを含んでいた。
なお研究者らは検出された濃度について、欧州連合(EU)が定める食品残留基準値を下回っていると指摘している。
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