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赤十字国際委員会のアフガン支部では、今年2017年だけでもすでに7人の職員が殺害されており、2人は人質にとられた後、解放されている。9月11日、北部のマザリシャリーフ市で起きたスペイン人女性の理学療法士が射殺される事件を頂点に、赤十字国際委員会の忍耐もとうとう限界に達した。
赤十字国際委員会アフガン支部のモニカ・ザナレッリ支部長は、「リスクがあることが明確になったことが一番の大きな憂慮」と語り、赤十字がアフガンから完全に撤退することはないものの、大きな損失を免れるためにブランチの数の見直しを迫られたと強調している。赤十字国際委員会はすでに30年にわたってアフガンでの活動を続けている。
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