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外相によると、ウクライナの新たな「教育法」は、少数民族から母語で教育を受ける権利を奪うという点で、EU・ウクライナ連合協定の原則に違反している。また外相は、同法はウクライナに居住するハンガリー民族や他の少数民族を巡る状況を悪化させると強調し、「21世紀にEUの隣国で、民族語での教育を行っていることを理由に学校が閉鎖される事態は受け入れられない」として、状況を変える唯一の方法はウクライナ政府への国際的圧力を強めることだと確信している、と述べた。
9月末、ウクライナのポロシェンコ大統領は少数民族語での教育の可能性を著しく低める新たな教育法に署名した。同法は9月28日に発効し、2020年までに段階的に施行される。
ロシア政府は、同法がウクライナ憲法とウクライナが負う国際的義務に違反すると指摘している。