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この関係者によると、9月末にホワイトハウスが韓国に代表団を派遣し、トランプ氏の「特別使節団」の訪問先の選定を行い、「板門店(パンムンジョム)と付近の国境監視所の間の地区が候補となった」という。さらに同関係者は、トランプ氏が黄海に浮かぶ北方限界線近くの延坪島(ヨンピョンド)と白翎島(ペンニョンド)も訪問する可能性があると認めた。
聯合ニュースは、トランプ氏が自身初となる韓国訪問に際し、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対して言葉だけではなく、行動でもシグナルを送ろうとしているのではないかとして、「トランプ氏が何かそのように行動することが確実だからこそ、大統領の側近がその準備をしているのだろう」との同関係者の話を伝えている。
トランプ大統領のアジア歴訪は11月2日に始まり、日本、韓国、中国、ベトナム、フィリピンへの訪問が計画されている。