スプートニク日本
HD240430はHD240429の星「クリオス」と連星を成しており、地球からは350光年の距離にある。2つの星の年齢はおよそ40億年で、太陽と同じG型に分類される。
研究チームはクロノスに、マグネシウム、アルミニウム、ケイ素、鉄、クロム、イットリウムを含む異常に高い水準の造岩鉱物に認めたが、揮発性化合物(酸素と窒素)は比較的低いレベルだった。このようにして、1200K(ケルビン)以上の高温で凝固する物質が発見された。通常これらの物質は、木星や土星と異なり、主星の近くに位置する地球と同型の惑星に含まれる。
研究チームがこれらのデータで計算を行った結果、クロノスは観測可能な造岩鉱物を得ているからには、約15もの岩石惑星を吸収しているはずとの結論に達した。