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米映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインのスキャンダルに端を発し、性的嫌がらせの被害にあってきた女性たちがSNSなどで自らの体験を語るという動きが今や世界中で広まっている。
ビョークは、映画作品に出演するようになって間もなく、この業界では監督が女優にまとわりつき性的な嫌がらせをするのは当たり前とされていることに気づいたという。
だが彼女が監督を拒むと、彼は「あたかも私の方が気難しい人間であるかのような、見事な幻想の網をスタッフの間に作り上げた」と明かした。
このような侮辱や嫌がらせを経験しながらも耐えることができたのは、自身の力と周囲のサポートがあり、そして映画界には何の野心もなかったためだと説明している。
ビョークは監督の名前は明らかにしていないが、彼女の出演作を担当したデンマーク人監督と言えば、ラース・フォン・トリアーの他には誰もいない。