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申し立てを行っていたピラル・アベルさんは、母親のアントニア・マルチネス・デ・アロさんが1955年、ダリ氏と同棲していたと主張していた。アロさんはダリが住んでいた村でダリの隣人の子どものシッターとして働き、愛人関係になった。しかし、7月に遺体を掘り起こして行ったDNA鑑定の結果、アベルさんとダリとの間に親子関係はないことが証明された。この結果を受けて裁判所はアベルさんに遺体掘り起こし費用の支払いを命じたが、金額は明らかにしていない。
Pilar Abel, ‘la no hija de Dalí’, condenada a pagar costas por su "temeridad" https://t.co/HoiSspgPBl pic.twitter.com/1LgytI4rqn
— Noticias Cuatro (@noticias_cuatro) 16 октября 2017 г.
アベルさんは、自分を予言者だと考えているだけでなく、予言者として生計を立てている。アベルさんをめぐるスキャンダルが初めて勃発したのは数年前。最も有名な現代小説の一つ「サラミスの兵士たち」の作者に対する訴えに関するものだった。アベルさんは自分が同小説のヒロインのモデルになったと考え、約70万ユーロを要求したが、裁判所はこの訴えを退けた
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