プーチン大統領の恩師の娘が大統領選出馬を表明 ロシア人はどう捉えているのか?

© Sputnik / Vladimir Astapkovich / メディアバンクへ移行クセーニヤ・サプチャクさん
クセーニヤ・サプチャクさん - Sputnik 日本
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プーチン大統領の恩師の娘クセーニヤ・サプチャクさんが、2018年ロシア大統領選挙へ出馬する意向を表明した。テレビ司会者のサプチャクさんはロシアではよく知られている人物だが、全ロシア世論調査センターが実施した世論調査によると、ロシア国民は同氏に否定的な態度を示している。

スプートニク日本

11月に36歳になるサプチャクさんは、インスタグラムで大統領選に出馬する意向を表明した。サプチャクさんは選挙で投票するよう呼びかけたが、多くの人が選挙のボイコットを提案している。サプチャクさんは自身を「全員に対抗する」候補と位置づけている。

サプチャクさんはスキャンダラスなリアリティー番組「ドーム2」や「チョコレートのブロンド娘」の司会者としてテレビ界でのキャリアを積み始めた。現在は野党系テレビ局「ドーシチ」で働いている。

Публикация от Ксения Собчак (@xenia_sobchak) Окт 18 2017 в 8:32 PDT

全ロシア世論調査センターは、「クセーニヤ・サプチャクという名前はほぼすべてのロシア人が知っている(2015年に実施された世論調査では回答者の95パーセントがその名前を聞いたことがあると答えた)。一方、サプチャク氏に対する国民の態度はむしろ否定的であり、同氏のことを知っている回答者の60%が否定的な回答をした(肯定的な回答は21パーセント)」と伝えた。

通信社スプートニクが意見を聞いた政治学者たちは、2018年の大統領選挙にサプチャク氏が出馬した場合には若者や抗議者セクターをひきつけ、投票率が上がると考えているが、サプチャク氏の得票率は2-3%を上回ることはないだろうとの見方を示している。

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