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写真家のユウ・フェイピン氏は、アフリカ大陸を旅したときに人間の感情と動物の感情を比較した写真を撮った。
フェイピン氏に関する意見は2つに分かれた。一連の評論家たちはフェイピン氏の写真を高く評価し「スマートで効果的だ」と指摘したが、展覧会に訪れた人たちの中には、人種差別的だと考える人たちもおり、一部のアフリカの学生たちは自国の大使館にクレームを伝えた。
学芸員のワン・ユエジュン氏は、人種差別的だとする批判を「過度だ」とし、美術館は文化を差別するつもりはなかったと語った。また同氏は、中国では人間を動物になぞらえるのは侮辱的なことではなく、むしろ賞賛に値することであり、その例として12種類の動物を1年ごとに割り当てた十二支を挙げた。