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プローディ氏は伊ヴェローナで開かれたユーラシア経済フォーラムで演説し、「2012年にはEU諸国への輸出において、ユーラシア経済共同体(EurAsEC)加盟国の割合は8%を超えていたが、現在は4.8%に落ちた。制裁がいかに私たちの関係を変え、どのような害を私たちの提携にもたらしたかに本当に衝撃を受けている」と述べた。
プローディ氏は「ロシアの東方転換が明らかになった。これには感銘を受ける。私たち欧州はどうやら現在、自身が投票していない政策の犠牲になりつつあるようだ」と強調した。
ブローディ氏はさらに、「露米間の合意がない限り、中東で平和は達成され得ない。これ(合意)は、平和達成のための単に十分な条件ではなく、必要な条件なのだ」と指摘した。
ブローディ氏は「私たちは本質的に、この政策に押しつぶされている。私たちは自身のポテンシャルを十分に用いていないと言いたい。米国側から欧州とロシアを分離すること、私の見解では、これは過ちであり、歴史的な展望において完全に説明できない」と強く主張した。
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