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コナシェンコフ報道官はさらに米政権の報道官らが発表する、ラッカでのダーイシュ(イスラム国、IS)に対する「突出した勝利」についての「勇壮な声明」は困惑を引き起こすとして次のように指摘した。
「ラッカは英米軍の爆撃により地球上から消え去った1945年のドレスデンの運命を継承した。」
「米政府が提示するところ、ダーイシュがシリアで支配していたのはラッカのみ。戦争前はおよそ20万人が住み、5ヶ月におよぶ有志連合の解放作戦開始までには4万5000人未満が住んでいた地方都市だ。」
コナシェンコフ報道官はさらに米政権の報道官らが発表する、ラッカでのダーイシュ(イスラム国、IS)に対する「突出した勝利」についての「勇壮な声明」は困惑を引き起こすとして次のように指摘した。
「米政府が提示するところ、ダーイシュがシリアで支配していたのはラッカのみ。戦争前はおよそ20万人が住み、5ヶ月におよぶ有志連合の解放作戦開始までには4万5000人未満が住んでいた地方都市だ。」
「比較のため、デリゾールにはユーフラテス川沿いの広大な郊外を合わせて、戦争前は50万人以上が住んでいた。この全域はロシア航空宇宙軍の支援を受けたシリア軍が10日で解放した。」
コナシェンコフ報道官は、デリゾールが爆撃により破壊されたラッカと違い、現在は毎日、数千人の帰還者を受け入れており、平和な生活を復興していると強調した。
ロシア国防省が先に発表したところ、2年間でロシア航空宇宙軍の支援の元、シリアでは87.4%の領域がダーイシュから解放された。
先の報道によると、シリアのムアレム外相はロシアのラブロフ外相との会談で、シリアで活動する米主導の有志連合が、テロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」以外のあらゆるものを破壊していると述べた。