米有志連合の空爆でラッカの数千人死亡=露国防省

© REUTERS / Erik De Castro ラッカ
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ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は、シリア・ラッカで米軍主導の有志連合が行った空爆により数千人の民間人が死亡したと発表した。

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コナシェンコフ報道官はさらに米政権の報道官らが発表する、ラッカでのダーイシュ(イスラム国、IS)に対する「突出した勝利」についての「勇壮な声明」は困惑を引き起こすとして次のように指摘した。

「ラッカは英米軍の爆撃により地球上から消え去った1945年のドレスデンの運命を継承した。」

「米政府が提示するところ、ダーイシュがシリアで支配していたのはラッカのみ。戦争前はおよそ20万人が住み、5ヶ月におよぶ有志連合の解放作戦開始までには4万5000人未満が住んでいた地方都市だ。」

コナシェンコフ報道官はさらに米政権の報道官らが発表する、ラッカでのダーイシュ(イスラム国、IS)に対する「突出した勝利」についての「勇壮な声明」は困惑を引き起こすとして次のように指摘した。

「米政府が提示するところ、ダーイシュがシリアで支配していたのはラッカのみ。戦争前はおよそ20万人が住み、5ヶ月におよぶ有志連合の解放作戦開始までには4万5000人未満が住んでいた地方都市だ。」

「比較のため、デリゾールにはユーフラテス川沿いの広大な郊外を合わせて、戦争前は50万人以上が住んでいた。この全域はロシア航空宇宙軍の支援を受けたシリア軍が10日で解放した。」

コナシェンコフ報道官は、デリゾールが爆撃により破壊されたラッカと違い、現在は毎日、数千人の帰還者を受け入れており、平和な生活を復興していると強調した。

ロシア国防省が先に発表したところ、2年間でロシア航空宇宙軍の支援の元、シリアでは87.4%の領域がダーイシュから解放された。

先の報道によると、シリアのムアレム外相はロシアのラブロフ外相との会談で、シリアで活動する米主導の有志連合が、テロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」以外のあらゆるものを破壊していると述べた。

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