モスクワのラジオ局キャスターをナイフで襲撃【写真】

© 写真 : Facebook/ Tatyana Felgenhauerタチヤナ・フェリゲンガウエル氏
タチヤナ・フェリゲンガウエル氏 - Sputnik 日本
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身元不明の男がモスクワのラジオ局「モスクワのこだま」の編集部に押し入り、記者でキャスターも務めるタチヤナ・フェリゲンガウエル氏の喉をナイフで切りつけた。同ラジオ局がウェブサイトで発表した。

スプートニク日本

フェリゲンガウエル氏は首に切り傷を負い、病院に搬送された。命に別状はないが、現在も治療を受けている。報道によれば、フェリゲンガウエル氏は「重体」だという。

事件の通報を受け、警察が現場で捜査を行っている。

​「スプートニク」が得た情報では、警察は事件について、「暴力行為」や「人身に対する故意に基づく損害」を含めた複数の可能性を検討している。拘束された男は警察に移送され、取り調べを受けている。

ロシア最高検察庁は襲撃を「言語道断」だとし、状況は管理されていると強調した。

「スプートニク」は事態の展開を取材している。

​フェイスブックに投稿された複数の写真には、襲撃犯が持っていた細身の折りたたみ式ナイフや、犯人が手錠をかけられて床に横たわり、そばに2人の警察官が立っていて、床には血痕が残っている様子が写っている。

​「モスクワのこだま」はロシアの24時間放送のラジオ局である。1990年8月22日に放送を開始。毎週の視聴者数はモスクワで約220万人、ロシアの地方全体も併せると約700万人。編集長は記者のアレクセイ・ベネディクトフ氏。

タチヤナ・フェリゲンガウエル氏(32)はロシアの記者で「モスクワのこだま」特派員、同ラジオ局の複数の番組のキャスターで、副編集長も務める。

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