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「ロシア側は、米国にあるロシアのマスコミが外国のエージェントへと地位の変更を強いられれば、彼らの作業は極めて困難になり、記者団は問題を抱えることになると再三にわたり主張してきた。両国関係にこれ以上苛立ちの原因を作らず、ロシアのマスコミに安心して働かせてくれるよう呼びかける。」在米ロシア大使館の出した声明にはこのように書かれている。
ロシア大使館は、米国の外国のエージェントに関する法律は選択的にかつ政治的動機によって適用されており、ロシアのマスコミへの圧力は止められてはいないと付け加えている。
前日、米国務省のナウアート公式報道官は声明を表し、ロシアのRTテレビ局およびスプートニクが米国における外国のエージェントとして登録されたとしても、2社が情報発信を行う可能性には影響は出ないと指摘した。
ロシア大使館側はこうした立場には同意せず、ロシアは以前に相対的な報復措置をとると約束していると指摘している。
米国はRTテレビ局の作業を最大限困窮させようとしている。これによりRT指導部には外国のエージェントとして登録する義務を押し付け、SNSを通じて米国の大統領選挙のプロセスに影響を及ぼした疑いがあるとして米議会での究明作業が行われている。
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