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祈祷書は歴史的な意味だけでなく、真の宝物だ。表紙は宝石や金でつくられており、キリストの磔刑が描かれている。背表紙は、未加工のルビーやターコイズで飾られている。
現在この書籍は英国の個人コレクションに収められている。
ルーブル美術館のジャン=リュック・マルティネズ館長は、この書物について、祖国フランスに戻ってきたら「モナ・リザ」のような「象徴的」な展示品になるとの考えを示している。
なおルーブル美術館は2月15日にまでに100万ユーロが集まることに期待しているが、取引を完了するには1000万ユーロが必要。寄付の大部分はルーブル美術館の昔からのパートナーであるLVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー)が受け持つ。