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ろ座の銀河NGC 1316は、例えば「宇宙の交通事故」とも言える銀河同士の衝突によってつくられている。
一般的に銀河は合体あるいはより小さな銀河を破壊して大きな銀河へと成長していく。
NGC 1316 is a small galaxy, but one of the strongest radio sources — possibly due to a central black hole weighing 150 million Suns. pic.twitter.com/HVJc4pNJDx
— Andrew Rader (@marsrader) 15 июля 2017 г.
NGC 1316は別の「星の家族」と約30億年前に1度だけしか衝突していないと考えられていた。だが最近学者たちはNGC 1316が複数の小さな銀河の「鎖」を丸ごと飲み込んだことを明らかにした。
ヨーロッパ南天天文台の天文学者らは、チリにあるラ・シヤ天文台に設置されている望遠鏡VLTを使ってNGC 1316の記録的な大きさの詳細な画像を入手した。
NGC 1316は、ローマ教会またはキリスト教の伝統における「父なる神」の顔をどことなく彷彿させるその風変わりな形によって「神の顔」と呼ばれている。
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