スプートニク日本
同氏は「アメリカ人は、タリバンとの軍人捕虜交換などに関する交渉の場所がカタールに設けられることを望んでいた」と述べた。
同氏によれば、タリバンの動きがアフガニスタン政府に迫ったとき、カタール政府に対して同組織の事務所だけでなく大使館も開設するように圧力がかかったが、アラブ首長国連邦やサウジアラビアと異なり、これに同意しなかった。ドーハにおけるタリバンの代表部は米国、アフガニスタン、カタールの各国政府の支援のもと2013年に設置された。これによって交渉を進めることができ、アフガニスタン情勢の調整につながると考えられていた。