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発表によると、米国籍のジェニファー・アッペルさんとターシャ・フイアバさんの2人は、今年5月にハワイのホノルルを出港し、タヒチ島に向かった。航行には2匹の犬も連れていた。5月30日のしけでエンジンが故障した後は、帆を頼りに陸地まで辿り着こうと漂流を続けた。ヨットは毎日救助信号を送り続けていたが、約5ヶ月もの間、その信号が捉えられることはなかった。今月24日に台湾籍漁船がようやくこれを聴き取り、米海軍の「アシュランド」が救助に向かった。場所は日本から南西900kmの海上だった。
アッペルさんは、生き残ることができたのはヨット内の浄水装置と1年分以上もの備蓄食料のおかげだったと話す。食料は、カラスムギ、マカロニ、米などの乾物が中心だった。
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