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同報道官は、テロリストにとってイラクのモスルとシリアのラッカが奪還された今となっては、このアブ・カマルが最も重要な要塞として残っていると説明。
ただし、「ダーイシュ」の完全掃討に要する時間については、イラクのモスルを解放するために長期的な作戦が必要だったことや、他方では同国のテルアファルやハウィジャは計画よりも早く奪還できた例を挙げ、言明を避けた。
現状については「ハリファト(イスラム帝国)の思想はもはや実現し得ない」とコメントした上で、「彼ら(編集部注:「ダーイシュ」戦闘員)もそれがわかっており、撤退や降伏を行なっている」と明かした。