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ローマの裁判所は10時間以上に及ぶ審理の後、禁錮24年を審決した。上級裁判所に控訴、さらにその後上告される可能性もある。
タッルート被告(33)は20歳から30歳の間、HIV陽性という診断結果を隠して意図的に複数の女性に感染させた。32件の感染が確認されており、そのうち一部は致命的な結末となったという。
弁護側は被告の振る舞いは軽率だったが、故意ではないと主張した。検察側は、あり得る結果を知りながら故意にパートナーをHIVに感染させたと主張。病原菌を広めて流行り病を作ることはイタリアでは終身刑となるため、検察側は終身刑を求めていた。