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声明では、マリアノ・ラホイ首相が同自治州政府の長を務めるとしたが、その委任代表としてサエンスデサンタマリア副首相を指名。またスペイン内閣がカタルーニャ自治政府の機能を果たすことも明らかにされた。
前日の27日、カタルーニャ州議会は正式に独立宣言を採択した。その約1時間後にスペイン議会上院は、憲法155条に従い、同州の自治権を停止しスペイン政府による直接統治を行う手続きを承認。同日夜には、ラホイ首相が州政府のプチデモン首相や州警察のジョゼップ・ルイス・トラペロ長官などの解任を発表するとともに、州議会も解散し12月21日に同議会選を行うと表明していた。