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昨年の米大統領選挙にロシアが介入したとされる問題におけるモラー特別捜査官の初の訴追案件となる。CNNが関係者の話として報じた。
CNNによると、首都ワシントンの連邦大陪審が訴追を認めたが、事件の資料へのアクセスは制限されている。また、誰が何名どのような容疑で訴追されるのかは不明。CNNによると、30日にも身柄が拘束される。
モラー氏は2017年5月、大統領選挙へのいわゆるロシアの介入の捜査を統括する特別検察官に任命された。
26日、米国に本社を置く情報サービス「Twitter, Inc.」はロシアのマスコミのRTとスプートニクが所有するアカウントから広告を削除する決定をとったと発表した。Twitterはこの決定について、2016の米大統領選挙への「ロシアからの情報局の干渉」に独自の調査を行った結果、とられたものと説明している。ロシアが行ったとされる「干渉」および疑惑の持たれているトランプ大統領とロシアの関係はホワイトハウス側もクレムリンも双方が否定しているものの、米連邦捜査局(FBI)および米議会で行われている。ロシアは米大統領選挙への影響力行使があったとする嫌疑を幾度も否定している。