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韓国海洋科学技術院は北朝鮮が6回目の核実験を実施した直後、放射性物質が韓国近海まで広がる可能性を調べるためのシミュレーションを実施した。北朝鮮による核実験後、韓国では採取された大気サンプルからキセノン133の粒子が確認されていた。
聯合ニュースによると、主要な放射性物質であるセシウム137のシミュレーションにおける大気中濃度の分布をみると、北朝鮮北東部・豊渓里の核実験場を中心に北東へと拡散し北海道に達する。
一方、同分析によると、放射性物質が韓国の海域に入る可能性はないという。