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医師らの実験で唐辛子に多く含まれる、辛みをもたらす成分のカプサイシンは食物の塩味を強める効果があることがあきらかにされた。
その理由は脳の中で塩味と辛みを感じる中枢が近く、ある意味では重なりあっているため、辛い物を食べると塩味を感じる細胞に刺激が及んでしまい、辛い物を食べているのに塩からいものを食べていると勘違いしてしまうため。
これは600人の被験者に辛い食べ物を摂取させる実験で明らかにされた。
実験から数週間後、医者たちは被験者らが味付けのために摂取していた塩の量が減っていたことに気づいた。塩分摂取量が減ったため、被験者らの血圧も5-8水銀柱ミリメートル下がった。
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