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このナマズはラテン表記で「大口の悪魔(Satan eurystomus)」種に属する唯一の魚で、20世紀半ばに発見されたものの、1984年を最後に確認されていない。2006年から2010年にかけて行われた調査でもとうとう見つからなかった。調査グループは現在新たなフィールドワークを行うための資金源探しを行っている。ナマズの個体数が激減もしくは絶滅したエコロジー的なファクターを探るのがその目的となっている。
Mysterious 'Satan fish' lurks deep below San Antonio, researchers say https://t.co/tjG5w7yo5g #KSATnews pic.twitter.com/rdZBgfce9t
— KSAT 12 (@ksatnews) 30 октября 2017 г.
このナマズの特徴としては目がないこと、透明な皮膚、近い種のナマズに比べ浮袋が小さく、頭蓋骨に占める軟骨の割合が多いことが挙げられる。体長は最高で13センチ、テキサスの掘り抜き井戸に生息している。学者らは、このナマズが生息圏内での肉食魚としては頂点にたつことから、地下の水源のエコシステム全体を解く鍵になると考えている。
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