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アクラは現在のクリミア半島に位置する、紀元前6世紀末から紀元後4世紀まで存在した古代ギリシャの港町。ケルチ海峡の南端にあったが、およそ1500年前に起きた黒海の水位上昇により、水深4メートルの水の底に沈んだ。
研究者によると、一連の地震によりアクラが破壊される可能性がある。リスク地域には沿岸のリゾート地やクリミア半島の東部沿岸が入っている。
ロシア科学アカデミーのオットー・シュミット地球物理学研究所地震予測研究室のアレクサンドル・ラリコフ研究員は、地震が「確実に起きる。数世紀前のような地震がもう1度」と述べた。
地震の正確な発生時期は現在のところ挙げられないが、2000年代には起きないと見られている。